2021年12月24日から2022年1月31日の間に45歳以下の会員を対象として実施したオンラインアンケート調査結果に関する報告が、Journal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciences誌に掲載されました。次世代の肝胆膵外科医が高度な手術技術の習得に高い意欲を持ち、研究の重要性を認識していることが明らかになった一方、長時間労働や不十分な研修機会に直面し、将来への不安につながっていることが浮き彫りとなりました。日本における肝胆膵外科の持続可能性を確保するため、十分な手術経験の提供や労働時間の短縮を含む抜本的な改革が早急に必要であると結論付けています。なお、本論文はOpen Accessで公開されており、どなたでもご覧いただけます。是非ご一読のほどよろしくお願いいたします。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jhbp.12092